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(日)吉野 弘 翻译:陈知日(远山行人)
杏花故里的来信到了 “杏花盛开,散发出 浓香。香雾缭绕中的 杏花儿 从山腰眺望杏花之乡 视线所及,淡红色的霞彩已经褪了 親爱的,小言幸兵卫君 与其心忧世界的不可救药,不如 向着杏花的故里进发
所谓与其心忧不如出发 这是我,为你设想的趣味广告 杏树中有老有少,老枝护卫着小树 让杏花抱团簇锦怒放 让你不由得眼眶一热
即使知道你会笑话我 这样的感伤。我还是要軽松地出发 在杏花这静静的怒放时分
2016年2月8日
附录:原文「杏の里から」 杏の里から手紙が届いた 「杏の花が盛りです。いい香りがします。 ”香り”の中の”杏”です。 山腹から眺める杏の里は 見渡す限り浅紅色の霞が下り立ったようです。 親愛なる、小言幸兵衛殿 世の救い難きを案ずるより 杏の里にお出掛けあれ。 案ずるより杏の里へーーとは 小生が君のために考えたずっこけコマーシャル。 杏の木にも老若はありますが 老いた木が若い木を凌ぐ勢いで 花をびっしり咲かせていることがあり 思わず目頭が熱くなります。 この手の感傷を君が笑うのは承知ですが 杏の花の静かな爆発の只中へ 一度、ふらりとお出掛けあれ。」 出处:吉野 弘《吉野弘诗集》角川春树事务所 1999年4月。
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